血糖値スパイクについて
食後に血糖値が正常値(140mg/dL)を超えて急上昇したあと、ジェットコースターのように急降下して、また正常値に戻る。
このように血糖値の乱高下が起きる現象を、血糖値スパイクといいます。
血糖値スパイクが起こる原因として
食事を摂ると、食事に含まれている糖質が体の中に取り込まれ、ブドウ糖になります。
血液中にブドウ糖が増えて血糖値が上昇すると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を下げて適正な値に戻そうとする仕組みがはたらきます。
糖質を摂りすぎると、その分インスリンも大量に分泌されるので、血糖値が乱高下するのです。
例えば、朝食を抜く習慣がある人は、その反動で、お昼に朝食分と昼食分として、大量に食べていませんか?
このように、空腹時に大量の糖質を短時間で摂ると、血糖値が急激に上がり、インスリンも大量に分泌されます。
また長年、ドカ食いや早食いをしてきた人は・・・すい臓が、無理をしてでもインスリンを出すようにと何度も何度も刺激され、過敏になっています。
結果、少し血糖値が上昇しただけでも反応してインスリンが大量に出てしまい、血糖値スパイクを起こしやすくなってます。
なぜ血糖値スパイクは危険と言われてるのか?
血糖値スパイクが起こると、体の中に活性酸素が大量に発生し、血管がダメージを受けます。
すると、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中のリスクが高くなります。
また、ダイエットにおいては、脂肪の合成が促進され、太りやすくなります!!
血糖値スパイクを防ぐには、食事の内容や食べ方を工夫することと、食後に軽い運動をして血糖値を下げるのが効果的です。
糖質の少ない食材を選ぶ!!
糖質が多い食材は、ごはん、パン、麺類などの主食です。
血糖値スパイクを防ぐには、主食を減らし、その分おかずを増やすようにしましょう。
おすすめの食材は、肉類、魚介類、卵、豆類などのたんぱく質が豊富な食材や、葉物野菜や海藻、キノコ類など食物繊維の豊富な食材です。
ダイエットにも、良い食材ばかりです!!
食物繊維やたんぱく質がたっぷり摂れる食材を意識して選びましょう。
血糖値スパイクを防ぐために運動も効果的です!!
運動習慣をつけるとインスリンが効きやすい体質に!!運動するとブドウ糖が消費され、血糖値が下がる!!
偏りのない食事や運動習慣は、健康に近づく一歩です!!
運動習慣を身に付けたい方や、健康になりたい方は CROSS.THIRTEEN GYM にご連絡下さい。