有酸素運動が、すべての人に有効となることはありません。
トレーニングの目的によって変わります。
「体重を減らすことなのか」「筋肉をつけることなのか」「パワーを増やすことなのか」「持久力を高めることなのか」
目的によってトレーニングと有酸素運動を組み合わせるバランスは異なってきます。
筋肉をしっかりつけ、余計な脂肪を落とした体を手に入れたい…と言う人が多いのではないでしょうか?
筋肉量は落とさず脂肪量を落としたいときは「トレーニングから有酸素運動」の順番がおすすめです。
トレーニングなどで筋肉をつけると、基礎代謝が高まり、運動していないときにも脂肪分解を高める効果が期待できます。
さらに、有酸素運動を組み合わせることによって、脂肪燃焼効率の促進につながります。
息が上がるほどの有酸素は控えましょう・・・かえって無酸素状態となり、脂肪が燃えにくくなる可能性が・・・
長時間の有酸素運動もオススメできない
有酸素運動を行う時間が1日30分を超えると、おもに下半身の筋トレ効果が下がり始めます。
有酸素運動時間が長くなると、下半身の筋トレ効果は反比例して低下する傾向があります。
1日あたりの有酸素運動時間が60分を越えると、筋肥大効果がほぼ無くなってしまいます。
私自身も、陸上の長距離をやってましたが・・・脚は適度な筋肉しかつかなかったです・・・
マラソン選手のような、脚になりたいのであれば、長時間のジョギングなどはオススメです。
持久力を高めたい人、ダイエットが目的の人は、有酸素運動を多く行うのは問題ないです。
一般的な有酸素運動には、ランニング、サイクリング、水泳
筋トレと組み合わせた際、脂肪燃焼効果はランニングがもっとも高いことがわかっています。
ダイエット目的の人は有酸素運動にランニングを組み合わせると良いです。
サイクリングと水泳は、脂肪を燃やす効率で考えるとランニングに劣ります。
その代わり、筋トレ効果が減少する程度はランニングに比べて少なくなります。
筋力やパワーを落とすことなく、心肺能力や持久力を高めたい方は、有酸素運動にサイクリングを組み合わせると良いです。