脂肪には大きく分けて、内臓脂肪と皮下脂肪があります。
これらの違いはどこにあるのか、内臓脂肪をトレーニングで落とすことはできるのか?
内臓脂肪をスムーズに落とすためのトレーニングや食事内容、運動内容をチェックして、できることから始めていきましょう。
内臓脂肪とは?皮下脂肪との違いは?
内臓脂肪はお腹周りにつきやすい脂肪です。
比較的につきやすく、落ちやすい脂肪になります。
腹筋の内側につき、女性よりも男性につきやすい脂肪でもあります。
内臓脂肪は脂質や糖質を取りすぎる食生活をして、運動不足が続いているとあっという間についてしまいます。
内臓脂肪が増えてくると、脂肪肝、糖尿病、癌などの病気のリスクが増えたり、疲れやすくなったりします。
一方で皮下脂肪は皮膚の表面の近い場所につく脂肪です。
つきにくく、落ちにくい脂肪になります。
お腹だけでなくお尻、太ももなどにつきやすく、女性におおくつく脂肪と言われています。
皮下脂肪は、体を守ったり、体温を保ったり、体にとっての役割があるため、なかなか落ちにくいです。
さらに、カロリーの過剰摂取、運動不足が重なり、一度ついてしまうと、なかなか落としにくくなってしまいます。
内臓脂肪を落とす3つのポイント
内臓脂肪を落とすには、基礎代謝を高めてカロリーを消費しやすい体を作ることが大切です。
筋肉を鍛えればそれだけ痩せやすい体を作ることができます。
トレーニングだけでは内臓脂肪を落とすのに十分とは言えないです。
最短で内臓脂肪を落とすには、脂質、糖質を制限したり、トレーニングだけでなく有酸素運動をする必要があります。
これらをバランスよく組み合わせて、内臓脂肪にアプローチしていきましょう。
1. 有酸素運動を取り入れる
トレーニングだけでなく、有酸素運動も日常的に取り入れましょう。
有酸素運動は20分以上継続して行うのが良いとされています。
スイミングなど全身を使う有酸素運動は脂肪燃焼効果が高く、ランニングなどもオススメです。
内臓脂肪に対しても、皮下脂肪に対しても有酸素運動はオススメです。
2. 全身を鍛えて基礎代謝を高める
お腹周りの脂肪が気になるから腹筋ばかり鍛えるという方法ではなく、全身の筋肉を鍛えましょう。
腹筋は意外と小さな筋肉ですので、基礎代謝アップの面から考えると効率的ではありません。
大きな筋肉の胸、脚、背中などの部位を鍛えることで基礎代謝を効率的にアップさせられます。
腹筋運動は、お腹周りの血流を流す為や、内臓の位置を戻したり、腹筋の厚みをつけたりなどで強度なども変わりますので・・・
何を目的にするかで、うまくトレーニングに混ぜていきましょう。
3. 食事制限で摂取カロリーを落とす
内臓脂肪を落とすには食事制限は欠かせません。
摂取カロリーを減らして脂肪をエネルギーとして消費しやすい体を作りましょう。
ただ食事の量を減らすだけではなく、脂質、糖質を控えることを意識していきましょう。
腸内環境が悪くてお腹が出てる場合もあります。
食事を見直して、腸内環境を整えることも大事です。
トレーニングは基礎代謝を上げて脂肪を落とすのには効果的ですが、食生活が乱れていると意味がありません。
栄養バランスの取れた食事を心がけ、トレーニングと有酸素運動を組み合わせることで効率的に内臓脂肪を落とすことができます。
お腹周りだけでなく下半身などの大きな筋肉も鍛えて基礎代謝を上げ、効率的に脂肪を燃焼させていきましょう。